2022年5月24日アメリカ南部テキサス州ユバルディの小学校に銃を持った男が侵入し、銃を乱射する事件が発生しました。
本件で少なくとも小学生18人と3人の教職員の合計21名が死亡しました。犯人は警察官により射殺されています。治安当局によれば犯人は高校生であり、単独で犯行に及んだとのこと。当時小学校には600人の生徒がいました。犯行動機は不明で警察による捜査が続けられています。
犯人は18歳の誕生日に銃を合法的に購入していることがわかっています。この事案を受け、バイデン大統領は改めて銃規制の必要性について言及しています。
2019以降アメリカ銃撃事件は高止まりしています。2022年では既に17000人以上の銃撃事件で死亡しており、学校での銃撃事件も過去最悪だった2021年を上回るペースで発生しています。
FBIによると、人が多く集まる場所での人を殺したり、殺そうとする「アクティブシューター」が2021年には前年に比べ52%増加しています。米国では直近公共交通機関・スーパーでの銃撃事件も多く発生しており、一般の方が立ち寄るような場所で銃撃事件が発生する可能性も否定できません。「緊急事態の三原則」を念頭にご自身の安全確保を最優先に行動するようおススメします。
参考コラム 「緊急事態発生!あなたを守る三原則」