2023年11月25日アメリカ北東部バーモント州バーリントンの大学付近でパレスチナ系の若者3名が銃撃を受けました。銃撃を受けたのはいずれも米国の大学に通う若者です。感謝祭の休暇で友人宅を訪問していたところ、銃撃を受けたと見られており、現在ヘイトクライムとして捜査が行われています。
銃撃は25日の現地夕方18時半ごろに発生し、バーモント大学にほど近い住宅街で発生しました。ただし、バーモント大学は本事案と無関係である旨発表しています。銃撃の被害者はパレスチナ系の学生であり、ブラウン大学、ハバフォード大学、トリニティ大学といずれも米国の北東部にある大学通っている学生です。3人ともパレスチナのヨルダン川西岸地区で高校を卒業していますが、2名は米国籍を保有、1名も合法的に米国に滞在しているとアメリカ現地警察が発表しています。
銃撃を受けた三名とも命に別状はないとされていますが、1名は重傷です。目撃証言等によれば少なくとも4発の銃声が響いたとされており、犯人は何らかの理由でパレスチナ系住民らが集まる休日の機会を狙って銃撃を行ったものと見られています。
