2024年12月17日現地朝、モスクワ市内の住宅街でロシア軍の高官が自宅から出てきた際に爆発が発生し、暗殺される事案が発生しました。本件はウクライナの特殊部隊による犯行とみられており、標的はロシア軍高官のみだったと想定されます。他方で、ロシア首都でも外国の作戦によりロシアから見た「爆破テロ」が発生している点には注意が必要です。
2024年12月17日現地昼、バヌアツの首都ポートビラ沖合でM7を超える大地震が発生しました。市内では複数の建物が倒壊したほか、大規模な土砂崩れが発生し一部道路が寸断されています。津波の被害はそれほど大きくありませんでしたが、電気やインターネットは停止したままです。現地政府は一週間の非常事態宣言を発しており、引き続き余震が続くことから滞在中の方は安全最優先で行動するようおススメします。
2024年12月16日、アメリカ中西部ウィスコンシン州の州都マディソン市内にある私立学校の内部で銃乱射事案が発生し、生徒と教師2名が死亡、6名が負傷しました。また、犯人とみられる同校の女子生徒も校内で自殺しています。事件の背景は現在捜査中です。
2024年12月15日、フィジー本島南部にある5つ星ホテルのバーで飲食していた観光客ら7名がメタノール中毒の疑いで病院に搬送されました。5人はアメリカ人、オーストラリア人の観光客であり、中毒症状が発生した直後に病院に搬送され、現在は快方に向かっています。本件はアルコール飲料に不純物が混合したことが原因と考えられており、現在背景の捜査が続けられています。
2024年12月14日未明、タイ西部ウムバーンで行われていた音楽フェスティバル会場で爆発が発生し、少なくとも3名が死亡、40名以上が負傷しました。現場はミャンマー国境にほど近く、地元の敵対するグループ間のもめごとが事件につながった可能性があるとしています。現時点で容疑者2名が逮捕されていますが関与したものの捜索が続けられています。
2024年12月12日ブラジル南東部リオデジャネイロ市内のファベーラで外国人観光客が銃撃を受け負傷しました。被害者は観光地であるコルコバードのキリスト教像に行くため携帯の地図アプリを利用していたところ、誤って犯罪組織の拠点地域にに立ち入ってしまったとみられています。
2024年12月11日、アフガニスタン首都カブール市内中心部、難民問題担当官庁の建物内で自爆テロが発生し、担当大臣を含む複数名が死亡しました。本件について、翌12日、同国で権力を握るタリバン勢力と対立するISISが犯行声明を発表しています。暫定政権とはいえ、警備が厳しい官庁の建物に入られての自爆テロが発生しており、アフガニスタンの治安安定には時間がかかると見通しです。
2024年12月9日アメリカ西部カリフォルニア州マリブ近郊で発生した山火事により避難命令が発令されました。幹線道路の封鎖や交通規制も行われています。乾燥した大気と強風により、火事の延焼が深刻化することが予報されており、滞在中の方は現地最新情報に十分ご注意下さい。
2024年12月6日オーストラリア南部ビクトリア州の州都メルボルン市内でユダヤ教の礼拝所への放火事案がありました。けが人はいませんが礼拝堂の内部は焼失しています。本件に関連し、テロの容疑で3人が逮捕されており、取り調べが行われています。
2024年12月7日オランダの事実上の首都ハーグ市内で住宅が爆発、炎上し少なくとも5名が死亡しています。20名前後が行方不明になっているとのことで死者数が増加する可能性が懸念されます。本件は犯罪組織同士の抗争に関係があるとの情報がありますが爆発の原因は不明です