安全情報を活用してもらうための情報共有術

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安全に関する情報を伝えすぎるとどうなるか

情報が多すぎると人は理解ができなくなるということをお伝えしました。当サイトで扱っている安全に関する情報もそれは同じです。特に海外の工場や事務所で日々忙しくお仕事をされている方はご自身の身の安全に関する情報とはいえ、その情報ばかりで頭が一杯になってしまうと本来海外の事業現場で発揮すべき能力が発揮できなくなることも。

もっとまずいのは、せっかく海外に出張や駐在されていても、安全が気になってしまい、外出も商談もできなくなてしまうこと。まして、実際のリスクを過大評価しすぎて何かにつけて「危ないので撤退しましょう」と考えるようでは何のために海外展開したのかわからなくなってしまいます。

 

スリや強盗、交通事故に至っては、日本を含め世界中どこでも起こり得るもの。皆さんご自身で周囲を警戒し、安全を確保する以外に身を守る方法がありません。

 

 昨日はどこどこでスリが何件あった

 先週一週間で首都中心部の強盗事件は何件あった

 地元の人同士のトラブルによる殺人が続いている

 

といった情報がたくさん入って来すぎると、そもそも自分に対するリスクが何なのか、そしてどのように備えるべきなのか混乱する一方ではないでしょうか?強盗事件やスリのすべてを知っていなければ自分の安全が守れないか、というと決してそうではありません。強盗やスリの標的にならない工夫と、万が一そうした遭遇した時最低限命を守る工夫をすることが大切なのです。

 

拳銃が広く流通している社会では簡単に強盗が実行可能。すべての強盗事件の情報を集めるのは非合理的。

 

 

まして、

 

 国際テロ組織の思想潮流はこうだ、

 ISの支持者らがこんなツイートを乱発している、

 世界中で流通している銃や爆弾の種類とそれぞれの威力は・・・

 

など、いわゆるテロ行為に関する詳細な情報を、現地でビジネスを行うべき人たちが調べ始めてしまってはキリがありません。こういった情報はそれぞれ専門の方が調べてもそう簡単に整理できるものではないのです。生半可に知識を増やすことは減量と同様身動きが取れなくなってしまう、つまり肝心の安全対策実践がおろそかになるというデメリットもあることをお伝えしたいと思います。

 

 

【次ページでは・・・現地で活動する人が知っておくべき情報、記憶に強く残すべき情報はシンプルです】