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海外安全対策の第一歩は外務省情報を活用すること

代表の尾崎です。

日ごろからコチラのホームページではお金をかけなくても海外での安全対策はできます、と訴えています。安全対策というと、高くて分厚い特殊な防護壁や多くの車列に囲まれた防弾車、緊急時には銃を持った防弾チョッキ着用の防護隊がすぐ駆け付ける、といった対策を真っ先にイメージされる方が多いように思います。これらの対策は場所にも寄りますが数億円から数十億円規模の予算が必要となり、そう簡単に実現できるものではありません。

このイメージに引きずられてか、

「予算がないので安全対策には手が出ない」

といったお言葉をいただくことがあるのですが、お金がなくてもできる安全対策は実はあるのです。

 

日本で広く行われている地震対策を思い浮かべてみてください。古いビルや住宅の耐震工事を全面的に行うとなると相当の予算が必要です。大きいビルやマンションでは数億円規模の費用が必要らしく、特に老朽化したマンションではその費用負担が問題になっているのだとか。

東京都都市整備局編「耐震化読本パンフレット」より

 

とはいえ、耐震工事ができないからといって地震対策が何もできないかと言えば、そうではないことを皆さんご存知のはずです。例えば、小学校でも頻繁に行われている避難訓練、自宅での食料や飲料の備蓄、いざというときの避難場所の確認、など、ほとんどお金がかからない地震対策はたくさんありますよね。

 

安全対策の分野でも同じで上述した大規模投資を伴う安全対策措置はいわば大掛かりな耐震工事。これに対して、渡航先の治安情勢を調べたり、事前に危ない目に遭った時の対応を知っておいたり、というのは投資を伴わない地震対策に相当します。

そうした、お金のかからない安全対策のうち、かなりの価値があるにも関わらず十分に利用している方が非常に少ないものが日本政府外務省の各種情報提供です。政府の活動ですので、原資は皆さんが日々収めている税金。無料で提供されているものは使わない理由がありません。

【次ページでは・・・来週から始まる外務省主催安全対策セミナーをご紹介します】