イスラエル軍及びアメリカ軍によるイラン国内への攻撃
2026年2月28日にイスラエル軍、及びアメリカ軍が行ったイラン国内への攻撃が確認されたのは少なくとも13都市。特に首都テヘラン市内では最高指導者である宗教指導者ハメネイ師が死亡しています。
また、南東部ホルムズガン州ミナブでは女子学校に攻撃が命中し学生ら50名以上が死亡するなど民間人の被害も大きく報じられています。イラン側の報道ではイラン全土で108人以上が死亡したとされています。
現在イラン国内に駐在する日本人は外交官等を含め約200人とされています。現時点で攻撃による日本人の被害はなく、全員の安全が確認されている模様です。日本政府は同国内の日本人の保護に万全を尽くすと発表しており、陸路を含むさまざまな手段で国外への避難ができるよう取り組んでいると発表されています。


イラン軍による中東各国への反撃
上記攻撃を受けて、イラン軍は2月28日現地午後からイスラエル及び中東各国の米軍関係施設やレーダー施設などを標的とした反撃を行いました。ただし、反撃の規模は大きいとは言えず、限定的だったと評価されています。
他方で、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイでは観光客も多く集まる地区の高級ホテル付近に落下した飛翔体により大規模な火災が発生し少なくとも4名が負傷したほか、ドバイ国際空港のコンコースの一部が損壊しています。加えてアブダビでも攻撃の影響で少なくとも1名が死亡したと報じられています。ドーハでは生放送中にミサイル警報が鳴り響き、キャスターらが視聴者に冷静に安全な場所に避難するよう呼びかける映像も記録されています。

2026年3月1日時点でイラン側の更なる反撃が予告されていますが、いつ、どこに、どのような攻撃があるかは不明です。周辺滞在中の方は現地最新情報に十分注意し、安全確保のための最大限の取り組みをおススメします。(現地のミサイル/空襲警報アプリを導入する、現地ニュースをこまめにチェックする、安全な避難場所を確認する等)
民間航空便への影響

2026年3月1日日本時間朝9時時点での弊社調べの状況をまとめています。今後の中東情勢、特にイラン側の反撃がいつ、どこに、どのように行われるかによって各航空会社は随時判断を変更することは間違いありません。以下航空会社を利用される場合には、最新情報は皆さんで各航空会社にお問合せ下さい。(弊社が各航空会社の運航を保証するものではありません)
航空会社ごとに差はありますが、次の判断のタイミングとしては3月1日、2日、7日に設定している航空会社が多くみられます。
アラブ首長国連邦ドバイ拠点
エミレーツ航空 3月2日までドバイ国際空港の発着を停止=事実上の運休
フライドバイ 少なくとも3月2日まで運休
アラブ首長国連邦アブダビ拠点
エティハド航空 3月1日までアブダビ国際空港の発着を停止=事実上の運休
カタール拠点
カタール航空 ドーハ国際空港の発着を停止
トルコ拠点
トルコ航空 3月2日まで中東諸国への便を運休
インド拠点
エアインディア 中東全域へのフライトは無期限停止
パキスタン拠点
パキスタン航空 3月2日まで中東全域へのフライトは無期限停止
ドイツ拠点
ルフトハンザ航空 ドバイ便の運航を停止
フランス拠点
エールフランス イスラエル(テルアビブ便)、レバノン(ベイルート便)の運航を停止
日本拠点
日本航空 3月2日までドーハ便の運航を停止





