2020年12月8日、アルメニア首都エレバン中心部で、野党らが要求していた首相辞任の期限が過ぎたとして反政府グループが抗議活動を行っています。一部参加者と治安当局とのもみ合いが生じており、抗議活動が行われている場所に近づくことはおススメできません。
また、抗議活動への参加者はそれほど多くありませんが、地下鉄ゴルトサラニャン駅や周辺道路の一部が封鎖されており、通常通りの移動ができない場所もあるとのこと。加えて明日以降も野党側の抗議活動は継続する見通しであり、滞在中の方は最新の現地情報に十分ご注意下さい。
なお、本抗議活動はアルメニアとアゼルバイジャンの間で発生した軍事的緊張の結果、アルメニア側が妥協せざるを得なくなったことが背景にあります。