フランスアビニョン市内での警官銃殺事案

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2021年5月5日フランス南東部アビニョン市内で麻薬取引グループの摘発作戦中、警官が銃撃を受け死亡する事案が発生しました。これ以外にも摘発に当たっていた複数の警官が負傷している模様です。実行犯はスクーターで逃走しており、追跡捜査が継続されています。

 

発砲が発生したのはアビニョン市内のレストランや住宅も多いRue desTeinturiers(タンテュリエ通り)付近であり、日本人も含め一般人への流れ弾による被害があってもおかしくはない場所でした。犯罪組織の摘発が行われる場合、周辺地域を警官らが封鎖する、一般人に避難を呼びかけることがあります。海外渡航中はこうした現地治安当局からの呼びかけ、指示には速やかに従うようおススメします。

 

なお、海外で薬物犯罪に関与した場合、現地法令に基づききわめて厳しい罪状、罰則が適用される可能性もあります。皆さん自身が薬物犯罪に関わること、また現地で使用するあるいは見知らぬ人から荷物を預かる等を含め「運び屋」となることは絶対に避けてください。

 

【参考リンク】

日本政府外務省「海外での薬物犯罪・違法薬物の利用・所持・運搬」

【参考コラム】

「麻薬の運び屋役を直前で回避した事例」

 

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