2022年5月17日エクアドル首都キト市内北部にある裁判所を爆破するとの予告がありました。庁舎内を捜索した結果、一階トイレ付近で爆発物が一つ発見され爆弾処理班が安全を確保した上で処理したと報じられています。現場は在エクアドル日本国大使館からも徒歩2-3分の距離でした。
捜査の結果、本件は4月28日に発生した弁護士殺害案件への司法手続きを妨害する目的で行われたものとされています。あくまで裁判所が狙われた事案ではありますが、爆発の威力によっては日本国大使館の至近の道路上を通行していた人にも影響が出うる事案だったと言えます。
本件発生を踏まえ、キト市内では現在検問を伴う各種捜査が行われていますのでご注意下さい。