ドイツ首都中心部での車両暴走事案

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2022年6月8日ドイツ首都ベルリン中心部ので乗用車が歩道を暴走し、店舗のショーウィンドーに突っ込む事案が発生しました。本件で少なくとも1名が死亡、30名以上が負傷しています。

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車両が暴走し歩行者に突っ込んだ事案の発生した位置図(BBCのウェブサイトよりキャプチャ)

運転手は事件直後、周辺にいた民間人の協力を得て警察が身柄を拘束しています。運転していたのはベルリンで暮らす20代のドイツ国籍保有者であることは判明しています。ただし、本事案が事件か、事故か、あるいはテロであったかについては現時点で明確な情報がありません。

また、死傷した歩行者の大半はドイツ中部ヘッセン州から首都ベルリンを訪れていた学生らのグループだったとのこと。死亡したのは引率をしていた学校の教師と報じられています。

情報が公開され次第、本記事も更新していきます。

 

本事案の現場の通りを挟んで向かい側では2016年12月、人々でにぎわうクリスマスマーケットに大型トラックが突っ込んだテロ事案が発生しています。こちらはISISが犯行声明を発した明確なテロ事案であり、ドイツ人・ベルリン市民にとっては過去のテロ事件を想起してしまう事案となっています。

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