2022年7月31日、アメリカニューヨークのタイムズスクエアでアジア系女性が黒人男性に突然カッターで切りつけられる事案が発生しました。事件は現地午前10時半ごろ、白昼堂々行われており、被害者はなんら身に覚えがないとのこと。
防犯カメラの映像等から犯人は既に特定されていますが現時点まで逮捕には至っていません。犯行の動機は不明ですが、アジア系へのヘイトクライムの可能性も想定されます。
ニューヨークを含むアメリカ大都市圏ではアジア系や黒人、あるいは宗教的マイノリティを狙ったヘイトクライムが多く発生しています。ニューヨーク市警の統計によれば2021年6月に比して2022年6月は件数が減少傾向となっているものの、依然月間60件近く発生しているとの報告があります。