2024年6月1日以降アメリカ西部カリフォルニア州で大規模な山火事が広がっています。サンフランシスコ東側郊外のサンホアキン地区では既に14,000エーカー(約5500ha)が燃え、周辺住民に避難命令が出されています。滞在中の方は現地最新情報を確認し、安全を確保するようおススメします
土曜日に発生した火事は日曜日も燃え広がり、現在大都市サンフランシスコから約100キロほどの地域でも山火事により家屋等が焼失していると報告されています。火災の原因ははっきりしていませんが、高温と強風、乾燥した気候条件から周辺の森林や草原に火災が広がっています。消防隊が消火に当たっていますが、完全なコントロールには至っていません。現地消防隊の発表によれば2名の消防士がやけどで病院に搬送されたとのこと。本件も含めアメリカでは既に1200以上の山火事対応が実施されており、夏に向けて更に被害は広がるものと想定されています。
2日にはサンフランシスコから幹線道路がつながるトレーシー地区で多数の住民が避難を余儀なくされています。今後住宅が集まる地区でも山火事の影響が生じる恐れが示唆されており、周辺にお住いの方はくれぐれも現地最新情報を注視するよう推奨します。