トルコ北西部での無差別刺傷事案

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2024年8月12日トルコ北西部エスキシェヒル市内のモスク付近で男が刃物を振り回し、無差別に周囲の人物を刺す事案が発生しました。5名ないし7名が負傷し、犯人はその場で逮捕されています。犯人は事案の様子をXで動画中継していたとの情報もあります。

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犯人が自ら撮影した映像。実際の犯行時にはこの上にさらに顔面を覆うヘルメットを装着して犯行に及んだ(現地SOLTVのウェブサイトよりキャプチャ)

初期捜査によれば、本件は宗教的あるいは民族的な背景ではなく、戦争ゲームに感化された18歳の若者による犯行であろうとされています。犯人は顔を完全に隠し、防弾チョッキのようなものを装着して犯行に及んでいます。また、Xの動画配信システムを用いて、犯行の様子を中継配信していたこともわかっています。現時点で犯人の動機は不明ながら一定の準備を経て犯行に及んだものと思われます。犯人が装着していた服にはナチスが用いたシンボルが付されており、思想的に影響を受けていた可能性も指摘されています。

 

 

 

 

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