ブラジル首都でのデング熱死者急増

この記事のURLをコピーする

2024年9月12日ブラジル保健省の統計によれば本年の首都ブラジリアにおけるデング熱感染割合は過去最高であり、死亡者数も440人を超え、昨年の30倍が記録されています。この後、ブラジリア周辺では雨季が始まりデング熱を媒介する蚊も増えます。感染、発症を防ぐためにも滞在中の方は蚊に刺されないよう対策をおススメします

 

デング熱は蚊によって媒介されるウイルス性の感染症であり、蚊が増殖する夏場に熱帯地域で多く報告されます。毎年全世界で5000万人が感染し、5000人以上が死亡していると言われています。近年の気温上昇に伴い感染者数の増加、感染地域が拡大傾向にあります。蚊に刺されないことが最大の予防策であり東南アジアやアフリカ等流行地域では長袖、長ズボンの着用、蚊よけ剤の使用などが推奨されます。

海外安全メールマガジン登録