イスラエル バトヤム市内バスの連続爆発

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2025年2月20日イスラエル主要都市テルアビブの南側バトヤム市内でバス3台が爆発する事案が発生しました。内1台にはイスラエルへの復讐を意味するメッセージが書かれていました。無人のバスが標的となったことから人的被害はありませんが、パレスチナを巡る問題に関連したテロ事件と認定されています。

 

事件はバスの駐車場で発生し、いずれも爆発時には人は載っていませんでした。3台の内1台は激しく炎上しましたが、残る2台は爆発装置が十分に機能しなかったとされています。現地メディアによれば、炎上せずに残った5キロの爆薬には「トゥルカルムからの復讐」との文言が記されていたとのこと。このメッセージは、直近イスラエルがヨルダン川西岸地区の難民キャンプを襲撃したことに対する報復とみられています。

本事案を受け、現地警察は住民に対し疑わしいカバン等に注意するよう呼びかけています。またイスラエルのネタニヤフ首相は今後さらにヨルダン川西岸地区で反イスラエルを掲げる武装勢力への掃討作戦を継続する旨発表しています。

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