アメリカ東部中学校付近での銃撃事案

この記事のURLをコピーする

2026年4月20日アメリカ東部ノースカロライナ州ウィンストンセーラムで発砲事件が発生しました。10代の若者同士の喧嘩が銃撃に発展し少なくとも2名が死亡、5名が負傷し病院に収容されています。直接的には若者の「決闘」による発砲ですが、一般の方も巻き添え被害が発生してもおかしくない事案でした。

 

事件は同日午前、ウィンストンセーラム市内のジェファーソン中学校に隣接するレインバック公園で発生しました。警察によれば、若者グループが事前に集まる約束をしており、当日現場で口論から複数人による発砲に発展したとみられています。16歳と17歳の少年2人が現場で死亡し、14〜19歳の若者5人が負傷しました。学校敷地内での発砲等は確認されなかったものの周辺の中学校・高校は安全確保のため、一時的に校舎・敷地の封鎖が実施されました。

 

警察は現在も関係者の特定と動機の解明を進めており拘束者は発表されていませんが、負傷者の一部が発砲に関与した可能性も指摘されています。報道によると、若者グループは事前に決闘の約束(planned fight)をしていたとのことです。本事案の発砲は限定されたグループ内で行われたものですが、公園という公の場で白昼に発生したため、関係のない一般人が巻き込まれてもおかしくなかったと言えます。アメリカを含む銃の流通の多い国では特定の標的が明確である「標的殺人」や「標的テロ」と違い、皆さんの属性や日ごろの行いとは無関係に付近で銃撃が起こることも想定して安全確保を心がけるようおススメします。

なお、本件は2026年に入ってアメリカで発生した4人以上の被害者がでた銃撃事案としては117件目とされています。日本では報道されませんが、アメリカでは1日に1件以上、国土のどこかで「4人以上の死傷者が出る銃撃事案」が発生しているという点には注意が必要です(なお、これでも2021-2023年と比べると本年は発生ペースが緩やかです)。

海外安全メールマガジン登録