2026年5月下旬インド国内各地で深刻な熱波が続いています。インド政府気象当局は中部および北西インドを中心に今後少なくとも数日間は40〜45℃を超える高温が継続すると警戒を呼びかけています。現地滞在中の方は、外出時には熱中症や脱水症状に十分ご注意ください。
インド中央部で特に高気温が顕著です。マハラシュトラ州東部のビダルバ地域では45℃前後が続いており、ブラーマプリでは47℃を超える観測値が報告され、国内でも最も厳しい暑さとなっています。インド政府気象当局は同地域に対し熱波警報を発出し、日中の外出や屋外作業を控えるよう強く注意喚起しています。また、各種報道を総合すると少なくとも37名が熱波の影響で死亡していますが、実際には報告されていない死者も多いと考えられており、これ以上の死者が出ていると考えられます。
一方、西部マハラシュトラの一部では局地的な雷雨が発生しており、地域によっては気温が一時的に低下する可能性があるものの、落雷や突風のリスクが高まっています。マラトワダ地域にも警報が発令されており気象が不安定な状況が続いています。また、チャッティスガル州では高温の影響により野生動物の大量死が確認されるなど、環境面への影響も顕在化しています。
現地では電力需要の急増による停電、交通機関への影響も懸念されます。現地滞在中の方は、屋外に出る際には熱中症や脱水症状にならないよう水分を十分とることに加え、予め移動手段や移動経路、スケジュール等を確認することをおススメします。



