2026年5月30日ハンガリー首都ブダペストで行われるサッカーチャンピオンズリーグ決勝に関連し、対戦予定のパリ・サンジェルマンの拠点であるパリ、アーセナルの拠点であるロンドンでは、サッカーファンらの集団行動や騒乱が警戒されています。無差別に一般人を襲撃するような事態は想定されていませんが、不用意にサポーターらの集団に接近すると、思いがけない被害に巻き込まれる可能性がありますので注意が必要です。
フランス首都パリでは、5月5日に行われた準決勝の勝利を受け、市内で騒乱が発生しました。決勝進出が決まった直後の市内騒乱に関与したとして当時パリ警察は127人を拘束していますが、この際23人の警察官が負傷したとされています。市内では花火型爆竹の使用や投石が確認され、一部で車両や商店への破壊行為も発生しました。主な発生地点はシャンゼリゼ通り周辺で、観光客が多く集まる地域と重なっています。パリでは過去にも、サッカーの重要試合後に同様の騒乱が繰り返し発生しており、凱旋門・シャンゼリゼ通りで多数の放火に至ったこともあります。
本年からチャンピオンズリーグ決勝は現地時間18時に開始されることになっったため、試合終了予定が20時~21時前後と見込まれ、騒乱が発生する場合は観光客を含む一般の方も大勢外出している可能性が高い時間帯と重なります。(昨年までは試合終了が22時以降でした)
イギリス首都ロンドンでも、アーセナルの試合後に大規模な集団行動が発生することがあり、主要駅周辺や繁華街で混雑や衝突が起きる可能性があります。現時点で具体的な暴動事案は報告されていませんが、試合終了後の群衆密集には注意が必要です。
5月30日の試合当日は、特にパリ、ロンドン、そしてブダペストにおいて夕方以降に人が多く集まる地域への立ち入りを控え、ユニフォーム等を来たサポーターの集団や混雑した場所を避けるなど、安全確保を最優先することをおススメします。また、公共交通機関の混雑や一時的な閉鎖が発生する可能性もあるため、早めの行動を心がけることも推奨されます。


