メキシコ首都市内デモ隊の政府庁舎突入事案

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2026年6月3日メキシコ首都メキシコシティ中心部で教職員組合による抗議デモが激化し、政府庁舎に突入する事案が発生しました。市内ではサッカーW杯開幕を目前に控えていますが、抗議活動が連日続いており、一部で建物の破壊や火災が確認されています。

 

給与の引き上げや年金制度改革、教育改革を要求する教職員の労働組合「CNTE」の一部グループは、教育省の建物に押し入り、警備員室を破壊した他、複数の窓ガラスを損壊させるなどの行為に及びました。また、現地報道によれば教育省の敷地内で、小規模な火災も発生したとのことであり、警備員1名が煙を吸って治療を受けたとされています。また、6月1日には、W杯関連イベント会場が設営されているソカロ広場周辺で、警察がデモ隊の接近を阻止するため催涙ガスを使用した事案も確認されています。

CNTEは、給与の大幅引き上げ、年金制度(ISSSTE法)の撤廃、教育改革の見直しなどを求めており、W杯開幕を控えた時期を「圧力の機会」として抗議を強めています。組合側は「要求が受け入れられなければW杯期間中も抗議を継続する」と警告しており、政府側との協議は難航しています。シェインバウム大統領は、デモ隊が政府に弾圧を誘発させようとしていると述べ、強制排除には踏み切らない姿勢を示していますが、今後状況によりデモが活発化することや治安当局による強硬的手段に伴う衝突の拡大なども想定されます。

 

サッカーW杯観戦のためにメキシコへ渡航される皆様は政治的なデモ発生場所には近づかず、デモ隊や治安当局が集結している地点を見かけた場合には速やかに迂回するようおススメします。

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