2026年10月23日ヨルダンのカラク県ハンムード村でギリシャ正教会で行われていた葬儀が襲撃され、少なくとも7人が死亡、約30人が負傷しました。現時点で犯行の動機や犯人像は不明ですが治安当局は犯人の行方を追うとともに、事件の全容解明に向けた捜査を進めています。
本件は何らかの意図をもってヨルダン国内では少数派のギリシャ正教会関係者もしくは標的となった葬儀の関係者を死傷するために行われた標的型テロと言えます。事件後、治安当局は現場周辺を封鎖し、関係者への聞き取りや証拠収集を実施しています。現時点では捜査が進行中であり、事件の背景や実行犯に関する詳細は明らかになっていません。
本事案を受け、首都アンマンでは外国公館を含む重要施設や商業施設において警備が強化されているとされています。現地に所在する各国大使館も自国民に相次いで警報を発しており、ヨルダンに滞在中または渡航予定の方は、治安当局による規制や警戒措置が実施されている場所には近づかないようご注意ください。また、一般論として多数の人が集まる宗教施設や集会には近づかず、現地の一般的祝祭イベント等を訪問する際には周囲の状況に十分注意し、不審な人物や異常な状況を察知した場合は速やかにその場を離れることをおススメします。


