社会環境は常に変化している
企業経営は社会環境への不断の適応といっても過言ではありません。
新しい商品やサービスを生み出すことも
既存の商品がより多くの方に使ってもらえるよう提案することも
製造工程を環境にやさしく変更することも
個人情報保護や労働環境整備などひと昔前には話題にもならなかった懸案への対応も
全てその時その時の社会環境への適応と言えます。うまく適応できた企業・団体は事業がうまくいき、利益があがるでしょうし、顧客や関係者からの信頼も得ることができるはずです。反対に、商品が社会のニーズにあわなくなったり、価格戦略が社会環境にマッチしていなかったり、情報漏洩等社会が問題視する事件を起こしてしまえば信頼は失墜し、事業にも悪影響がでるのではないでしょうか?
経営者に求められる能力を一言で表すとすれば、「企業や団体が常に最新の社会環境に適応できるようにすること」ではないでしょうか?そのためには世の中の変化を半歩~一歩先取りし、部下や仲間を巻き込んで日々の業務にあたる必要がありますね。逆に言えば、最新のデジタル機器が使えなくても、日々の帳簿を自分自身でつけることができなくても、独創的な商品を一人で生み出すことができなくても、経営者としては役割を果たせるはずです。
さて、それでは最近の経営課題としてどんなトレンドがあるのか、歴史ある調査で確認いてみましょう。
【次ページでは・・・最近話題になっている経営課題を経営者アンケートで確認してみましょう】