ペルーデング熱流行に伴う非常事態宣言

2020年2月上旬ペルー政府保健省は同国内の東側ロレト州、マドレ・デ・ディオス州、サン・マルティン州の３つの州でのデング熱患者が増加しているため、緊急事態宣言を発表しました。これまで3州合計で2600名以上が感染しており、37名が重症と発表されています。

デング熱は蚊によって媒介される感染症であり、通常一週間程度で回復しますが、出血熱の症状に至ると重症化します。二度目に感染すると出血熱の症状が出やすくなります。蚊に刺されないことが最大の予防策であり、ペルー国内及び特に対象3州に滞在中の方は感染予防にご注意下さい。

なお、日本語でデング熱について専門知識がまとめられたウェブサイトはこちらです

国立感染症研究所　「デング熱」

厚生労働省検疫所（FORTH）　感染症についての情報「デング熱」

関連する海外安全記事:

ペルー農業従事者による全国的な抗議活動 ペルー首都等での非常事態宣言 ペルー首都圏に対する非常事態宣言 ペルー前大統領罷免への抗議デモ激化