ブルキナファソ首都での治安悪化傾向

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2024年6月に入り、ブルキナファソ首都ワガドゥグ市内中心部、大統領宮殿付近で爆発が発生した他、軍によるバリケード設置・検問が確認されています。加えて、首都市内で銃を用いた強盗事案の件数も増加傾向にあるとの報告があり、現地日本国大使館が注意喚起を発しました。

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爆発は大統領府にほど近いブルキナファソ国営放送の本部付近で発生しています。現時点で原因は不明であり、テロかどうかは判断できません。また、大統領府の警護が軍によって強化されており、宮殿周辺の一部道路ではバリケードが設置され、検問が行われています。不必要な大統領宮殿への接近は取り調べの対象となる他、状況によって銃撃戦などに巻き込まれる可能性もあるため、接近はおススメできません。

また、現地日本国大使館からの情報に寄れば、ワガドゥグ市内でこれまでも多く発生してきた一般犯罪が更に増加しているだけでなく、銃等を用いた凶悪な強盗等も増得ているとのこと。現地に駐在中の方はもちろんのこと、短期滞在の方も自宅やホテル以外では常に周囲に注意し、安全を確保するよう推奨します。

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