2023年8月14日リビア首都トリポリ市内で銃撃戦が数時間にわたり継続しました。対立する武装勢力が首都中心部で衝突した模様であり、住民らは自宅に籠って安全を確保している状況であると報じられています。
武力衝突は15日も継続していることが確認されていますが、現時点で本件による死者数等衝突の影響は発表されていません。武力衝突に伴いトリポリのミティガ空港周辺は武装勢力が制圧しており、使用できない状態とされています。
リビアでは2019年以降、国が事実上分裂しています。今般衝突したのはトリポリを首都とする暫定政権を支える軍事組織内の別部隊と見られています。ただし、現地からの情報が少ないため現時点では詳細が判明していません。
同国への渡航は日本を含め主要国は自国民に渡航を避けるよう呼び掛けており、事態の深刻化もあって現時点で一般の方がリビアに渡航することは一切おススメできません。
