マダガスカル首都等での抗議デモ拡大

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2025年9月下旬よりマダガスカル首都アンタナナリボ等で国民による抗議活動が継続しており、外出禁止令も発令されています。抗議は選挙管理委員会の候補者選定方針に加え、水道・電力供給の停止への不満が原因で緊張が高まっています。

 

9月25日には、抗議活動が一部暴力的な衝突に発展したことを受けマダガスカル政府は夜10時~翌朝4時までの夜間外出禁止令を発令しました。デモ隊の集結地点では警官隊が催涙弾を使用したほか、複数の抗議者が逮捕されています。公共交通機関の遅延や道路封鎖も確認されており、26日には電力・エネルギー大臣が罷免されています。

日本政府、イギリス、アメリカ政府が順次自国民向けの注意喚起を発しており、イギリス政府は26日付でマダガスカル全土に対するリスクレベルを一段階引き上げられています。現地滞在中の方は、最新情報に注意し、抗議者の集結地点等に近づかないようご注意ください。

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