ナイジェリア南西部武装集団による学校襲撃事案

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2026年5月19日ナイジェリアのオヨ州で武装集団による学校襲撃・誘拐事案が発生しました。同州内の3つの学校がほぼ同時に襲撃され、生徒や教員が連れ去られたものです。

当地報道によれば、本件はオヨ州オリイレ地区アホロ・エシネレの複数の学校(中等学校1校、初等学校2校)を標的としたもので、武装集団が同時に侵入し、生徒39名と教員7名の計46名を連れ去りました。被害者の多くは2歳から16歳の児童とされています。綿密な計画に基づいて実行された大規模な誘拐行為であったと言えます。

 

州政府によれば、誘拐された教員1名が後日死亡したことが確認されました。また、軍・警察による合同救出作戦が実施されましたが、犯行グループが設置した即席爆発装置(IED)により複数の隊員が負傷し、作戦は一時中断されたとされています。これまでに6名の容疑者が拘束されており、実行犯のみならず、連絡係や物資調達等を担当する人物も逮捕されているとのこと

ナイジェリア政府は本件を強く非難し、連邦政府と州政府が連携して全被害者の救出に当たっていると発表しました。同国では武装集団による学校襲撃と誘拐は長く深刻な治安問題となっていました。ただし、身代金の支払い等により学生らの多くは無事に解放されてきた経緯があります。これまで特に北部を中心に多数の学校襲撃・誘拐事案が発生していましたが、南西部での大規模誘拐は珍しい事案と言えます。類似の犯行が行われる地域が拡大していくか、注意が必要です。

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