ウガンダ西部武装勢力による民間人襲撃

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2023年12月19日現地未明ウガンダ西部カムウェンゲ地区で店舗等民間の商業地区を武装勢力が襲撃し、少なくとも10名が死亡しました。武装勢力は10名以上で、重武装していたとみられており、現地治安当局は隣国コンゴ民主共和国内を拠点とする武装勢力ADFの関与を示唆しています

 

本件襲撃は19日の現地未明に実行されており、10名以上の武装勢力がライフル等が用いられています。襲撃を受けたのは理髪店や商店等民間の商業施設であり、営業時間外ではありましたが店主ら10名以上が死亡しています。遺体の内数体は襲撃者らによって火をつけられるなど残虐な扱いを受けています。また、襲撃者らは食料品等数百キロを略奪していったとも報じられています。

今回の襲撃事案に関与したことが示唆されている武装勢力ADF(民主同盟軍)はウガンダの隣国、コンゴ民主共和国を拠点としてウガンダ国内への攻撃を繰り返していました。ADFはISISの影響下にあると指摘されています。今般民間の商店等を襲撃し、民間人を殺害したことを踏まえ、日本人を含む外国人にも脅威が及びうることを意味します。

 

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