インド西部大学内での異教徒襲撃事案

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2024年3月16日インド西部グジュラートのグジュラート大学構内で、ラマダン期間中のお祈りをしていたイスラム教徒の外国人学生をインド人学生が襲撃する事案が発生しました。5名が負傷し、少なくとも2名が逮捕されています。宗教の違いによる口論が発展し暴力沙汰に発展したとのこと

 

本事案は宗教の違いに基づくヘイトクライムとされています。ただし、大学の幹部によれば単なるイスラム教への攻撃ではなくベジタリアンに対する差別的な発言等があったうえで宗教の違いによる議論が口論、暴力沙汰に発展したと説明されており、被害者グループ、加害者グループの間で複雑な経緯があったことがうかがえます。

日本国内でも暴力沙汰は稀に発生しますが、海外では大学を含む学校現場が日本では想像できない多様な学生が集まる場となっています。文化や習慣の違いによる口論が暴力沙汰に発展すること、また国や地域によっては銃やナイフを使用した暴力も発生しうる点は注意が必要です。

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