2025年5月11日パキスタン北西部ペシャワール市内の警察署に対し自爆テロが発生し、警官2名が死亡、3名が負傷しました。現時点で犯行声明は発出されていませんが、パキスタンタリバン運動(TTP)によるものとの指摘があります。ペシャワール近辺ではテロが多く発生しており同国内他地域以上に警戒が必要です
2025年5月11日インド時間17時、外交的対話によってインドとパキスタン両国間が即時停戦が発効しました。5月7日以降続いていた両国軍の軍事行動が停止される見通しです。ただし、偶発的な国境付近での銃撃戦等の発生可能性は残るため引き続き最新情報にはご注意下さい
2025年5月7日現地未明、インド軍はパキスタン領内の9か所に対し、空爆等による攻撃を実行し「テロ拠点」を破壊したと発表しました。パキスタン政府はインド軍戦闘機を3機撃墜した一方、3人の民間人が犠牲となり10人以上が負傷したと発表しています。
8日パキスタン最大都市カラチ市内中心部で複数のファーストフード店が多数の暴徒に破壊され、略奪される事案が発生しました。少なくとも10人が逮捕されています。動機はアメリカやイスラエルへの抗議とのことですが、警察は破壊行為には厳重に対処する旨発表しています
2025年3月11日、パキスタン南西部バルチスタン州の州都クエッタ付近で武装勢力が旅客列車を襲撃し、乗っ取る事案が発生しました。これまで少なくとも10名の死亡が確認されており、犯人は現在も約100名の人質を取って列車に立てこもっています。バルチスタン州の分離独立を主張するBLAが犯行声明を発しました
2025年2月28日パキスタン北西部、ハイバルパフトゥンハー州ノウシェラの宗教施設に対し自爆テロが発生し、少なくとも5名が死亡、20名以上が負傷しました。死亡者の中には地元の宗教政党指導者も含まれているとのこと。政治的あるいは宗教的動機に基づく犯行と思われますが、詳細は現時点で不明です
2025年2月12日在パキスタン米国大使館は、同国首都イスラマバード市内のファイサルモスクへの攻撃予告があるとして滞在中の米国民にモスクへ近づかないよう注意喚起を発しました。現地日本大使館も同様の注意喚起を13日付で発しており、同モスクへの接近を控えるよう発信しています
2024年11月25日、パキスタン北部首都イスラマバード市内西側交差点で野党PTIが中心のデモ隊と治安当局の間で衝突が発生しました。治安当局側で少なくとも4名の死者が出ています。反政府抗議デモ隊は引き続き首都中心部を更新中であり、軍が備えを強化している状態です
2024年11月25日以降、パキスタン首都イスラマバードで前首相が率いる野党関係者及び支持者らが大規模な抗議活動を行う見通しです。既に同国内各地から首都に向けた抗議行進が始まっており、一部地域では治安当局による道路封鎖が行われています。また首都郊外では治安当局が抗議参加者らに催涙弾を放つなどの事案も報告されています。
2024年11月21日パキスタン北西部ハイバル・パフトゥンハー州クラム郡を走行していた車列に対して銃撃事案が発生し、42名が死亡しました。同州州都ペシャワールでの宗教行事に参加するため移動していたシーア派住民の車列が襲撃されました。犯行声明は発表されていませんが、宗派間対立に基づく犯行と思われます