8日パキスタン最大都市カラチ市内中心部で複数のファーストフード店が多数の暴徒に破壊され、略奪される事案が発生しました。少なくとも10人が逮捕されています。動機はアメリカやイスラエルへの抗議とのことですが、警察は破壊行為には厳重に対処する旨発表しています
2025年3月11日、パキスタン南西部バルチスタン州の州都クエッタ付近で武装勢力が旅客列車を襲撃し、乗っ取る事案が発生しました。これまで少なくとも10名の死亡が確認されており、犯人は現在も約100名の人質を取って列車に立てこもっています。バルチスタン州の分離独立を主張するBLAが犯行声明を発しました
2025年2月28日パキスタン北西部、ハイバルパフトゥンハー州ノウシェラの宗教施設に対し自爆テロが発生し、少なくとも5名が死亡、20名以上が負傷しました。死亡者の中には地元の宗教政党指導者も含まれているとのこと。政治的あるいは宗教的動機に基づく犯行と思われますが、詳細は現時点で不明です
2025年2月12日在パキスタン米国大使館は、同国首都イスラマバード市内のファイサルモスクへの攻撃予告があるとして滞在中の米国民にモスクへ近づかないよう注意喚起を発しました。現地日本大使館も同様の注意喚起を13日付で発しており、同モスクへの接近を控えるよう発信しています
2024年11月25日、パキスタン北部首都イスラマバード市内西側交差点で野党PTIが中心のデモ隊と治安当局の間で衝突が発生しました。治安当局側で少なくとも4名の死者が出ています。反政府抗議デモ隊は引き続き首都中心部を更新中であり、軍が備えを強化している状態です
2024年11月25日以降、パキスタン首都イスラマバードで前首相が率いる野党関係者及び支持者らが大規模な抗議活動を行う見通しです。既に同国内各地から首都に向けた抗議行進が始まっており、一部地域では治安当局による道路封鎖が行われています。また首都郊外では治安当局が抗議参加者らに催涙弾を放つなどの事案も報告されています。
2024年11月21日パキスタン北西部ハイバル・パフトゥンハー州クラム郡を走行していた車列に対して銃撃事案が発生し、42名が死亡しました。同州州都ペシャワールでの宗教行事に参加するため移動していたシーア派住民の車列が襲撃されました。犯行声明は発表されていませんが、宗派間対立に基づく犯行と思われます
2024年11月9日、パキスタン南西部バロチスタン州の州都クエッタの駅で自爆テロが発生しました。少なくとも24人が死亡し、50名以上が負傷しています。事件は多数の乗客が首都近郊への列車を待つプラットホームで発生し大きな被害につながりました。バロチスタン州の分離独立を主張するグループによる犯行の可能性が示唆されています
2024年10月18日パキスタン南部最大都市カラチ市内中心部で野党PTIや宗教に基づく政治団体の支持者らと治安当局の衝突が発生しています。衝突の際には催涙ガスなどが広範囲で用いられており、反政府抗議活動の意図がなくとも群衆の周辺にいると思いがけない巻き添え被害を被ることがありますのでご注意ください。
2024年10月13日カラチ市は17日までの間、市内全域で5人以上が集まることを全面的に禁止する旨発表しました。イスラム教政治団体と人権団体の衝突懸念や前首相が率いる野党の集会が呼びかけられていることから、混乱を予防する目的で措置が発表されています。