フィリピン首都国会議事堂内での発砲事案

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2026年5月13日フィリピンの首都マニラ市内中心部、上院議事堂内で発砲事件が発生しました。少なくとも複数の銃声が確認され、議員や職員が一時避難する事態となりました。現場付近は立ち入り制限が継続しています

事件は5月13日午後に上院議事堂の敷地内で発生し、建物周辺で少なくとも数発の銃声が響いたとされています。発砲が確認された時点で議員や職員は安全確保のため退避し、警備当局が建物内外の封鎖と状況確認を進めました。負傷者は確認されていませんが、発砲者や発砲の目的は現時点で不明であり、関係当局による現場検証および捜査が継続されています。

 

発砲が起きた際、上院は国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ているバト・デラ・ローサ上院議員を一時的に保護していました。デラ・ローサ議員はドゥテルテ前政権下で麻薬戦争を主導した元国家警察長官で、ICCは超法規的殺害を含む人権侵害の疑いで捜査を進めています。上院側は治安部隊が議会の権限を侵害した可能性を指摘し、政府側と緊張が高まっています。政府は暴力行為を容認しない姿勢を示し、事件の詳細な調査を進めるとしています。上院議事堂周辺では警備が強化され、立ち入りが制限されています。

マニラ首都圏に滞在している方や渡航を予定している方は、上院議事堂周辺を含む政府関連施設への不要不急の接近を避け、現地当局の指示に従って行動することが重要です。周辺では警備強化に伴う交通規制が発生する可能性があるため、不用意に上院議事堂付近には近づかないことをおススメします

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