リオデジャネイロ市内死者を伴う犯罪組織対策

この記事のURLをコピーする

2022年5月24日ブラジル治安当局はリオデジャネイロ市内で行われた犯罪組織掃討作戦の際、武装した犯罪組織との銃撃戦が発生し少なくとも22名が死亡したと発表しました。

 

銃撃戦の発生に伴い、近隣の19の学校が終日閉校となっています。また、流れ弾によって一般人である通行人が10名程度死亡したとの報告があり、犯罪組織と無関係の方でも注意が必要です。

rio-favela-raid
銃撃戦に巻き込まれ、病院で治療を受ける男性とその家族(CNNのウェブサイトよりキャプチャ)

一連の掃討作戦は主として「ファベーラ」と呼ばれるスラム地域で行われています。犯罪組織がこうしたスラム地域の複数の拠点を移動しながら犯罪行為を計画・実行しているとされています。

今回銃撃戦が発生したのはリオデジャネイロ北西部 Vila Cruzeiroですが、より市内中心部に近いJacarezinhoでも昨年行われた掃討作戦の際28名が死亡する事案が発生しています。 

 

海外安全メールマガジン登録