カナダ ハロウィンでの大麻入りお菓子被害

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2022年11月2日カナダのマニトバ州ウィニペグでハロウィンに大麻入りのキャンディーを配ったとして、2人が逮捕されました。大麻入りのお菓子を食べた子供たち数十人が病院に搬送されています。

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押収された大麻が混入されたと思われるキャンディパッケージ(CBCのウェブサイトよりキャプチャ)

 

犯人らはハロウィンにマリファナの主成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)600ミリグラムが含まれているキャンディーを子供達に配ったとのこと。これまで十数件の報告を受けています。誤って摂取した子供たちは酩酊状態に似た様子を見せた後、一部は昏睡状態になっていると報じられています。子供に人気のお菓子に似せたパッケージである為、警察は親に子供のハロウィンのお菓子をチェックするよう警告しています。

バンクーバー郊外でも、ハロウィンに配られたTHC入りのキャンディーを食べた子供が体調を崩し病院に搬送されています。日本人のお子さんの中にも病院で入院する必要があった方がいるとの情報もあります。

 

カナダでは娯楽用大麻が合法化されて以来、大麻入りの食べ物が販売されおり、子供の意図しない大麻中毒が増加しています。ハロウィンなど見知らぬ人からもらった物は、パッケージを確認するなど十分な注意が必要です。

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