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米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催されたAPEC（アジア太平洋経済協力会議）首脳会議は、17日に閉幕した。同会議は11月11日～17日の期間、サンフランシスコの「モスコーンセンター」を会場にして開催され、特に岸田首相や習近平国家主席なども参加した首脳会合は15～17日で行われている。首脳宣言では、世界貿易機関（WTO）改革推進への支持を表明する一方で、ロシアによるウクライナ侵攻や中東情勢については触れず、参加者間の立場の違いが浮き彫りになった。
今回の会議中、特に注目されたのは、15日、同地郊外の歴史的な邸宅「フィロリ邸」で行なわれたバイデン米大統領と中国の習近平国家主席による１年ぶりの対面での４時間に及ぶ会談である。
両国間では首脳間のホットライン設置…
