フランス首都観光施設等へのテロ計画未然阻止

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2026年5月11日、フランス治安当局は同国首都パリ市内中心部観光地等でテロを計画していたとされる過激派を逮捕した旨発表しました。日本人にも人気のルーブル博物館が標的の一部だったと報じられています。

 

今回テロの未然摘発を発表したのはフランス政府反テロリズム検察当局(PNAT)でした。同組織の発表によればパリ市内の観光地やユダヤ系コミュニティを標的として「ジハード主義に触発された攻撃」を準備していたとされています。逮捕されたのはチュニジア国籍の20代男性であり、所持していた携帯電話内に大量の過激派関連画像や武器の写真を保存していたほか、AIツールを用いて爆発物の作り方を検索していた形跡が確認されました。また、ルーブル美術館を含むパリ市内の主要観光地へのアクセス方法や、混雑する時間帯を調べていたとされ、具体的な攻撃準備が進んでいた可能性が指摘されています

 

治安当局は、男がシリアやモザンビークでイスラム過激派組織に参加する意図を示唆するメッセージを残していたことも確認しており、過激化の背景について分析を進めています。なお、現時点で共犯者の存在は確認されていません。

 

2024年3月以降、現在までフランス政府は自国内のテロ警戒レベルを最も高い水準に維持しています。同国内では過去にも博物館やスタジアム等大勢が集まる場所や観光地、宗教関連施設へのテロ攻撃が発生しており当局は引き続き警戒を強化しています。パリ市内はもちろんのことフランス国内に滞在中の方は、不審物や不自然な動きを見かけた場合には速やかに当局へ通報し、人が密集する場所では常に周囲の状況に注意して行動することをおススメします。

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