ポーランド首都中心部自爆予告犯への対応

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2023年10月14日ポーランド首都ワルシャワ市内中心部ピルスツキ広場で爆発物を所持すると主張する男が自爆を予告し、周辺が封鎖されました。警察の交渉人が犯人を説得し発生から約3時間後に投降させています。

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モニュメントの上に立つ自爆を予告した人物と対峙する治安当局(X(旧twitter)上の動画よりキャプチャ)

 

ポーランドでは15日に総選挙を控えており、現在ウクライナへの支援方針や国内産業保護等を巡り世論が分断されている状況でした。

実行犯は現地朝8時過ぎにピルスツキ広場の階段状のモニュメント最上部に上り、体に巻き付けた爆発物を爆発させると予告していました。広場周辺が広く封鎖され、一時厳戒態勢が敷かれました。3時間ほどの交渉の末、爆発等が発生せずに男は投降し身柄を拘束されました。爆発物処理班がすぐさま所持品等を確認しましたが特段爆発物は発見されていないとのこと。

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