フランス全土での針による攻撃事案

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2022年6月3日フランス南東部トゥーロンのリビエラビーチで行われたコンサートの撮影中に約20人が針のようなもので刺され怪我をする事案が発生しました。ただし、事件の背景や正確な原因等は不明でありまた一人の実行犯によるものとも思えない状況のため「ミステリー」と表現する報道が複数確認されています。

 

 

今年に入ってから、フランス全土のナイトクラブやコンサートなどで約300件以上針で刺されたと報告されており、ベルギーやオランダでも同様の事案が発生しています。

針に刺されたのは、ほとんどが若い女性で、犠牲者の中には吐き気、めまい、鋭い痛みなどの症状が発生しています。有毒物質や薬物は注射されていないだろうとのことですが、現時点で詳しいことはわかっていません。

犯人は既に逮捕されていますが、逮捕時注射器を所持しておらず、容疑を否認しています。

この数ヶ月間、人の多く集まる場所で続いていた事案であり、多くの方が被害に遭っています。海外在住の方は、犯罪被害等に遭わないよう、治安・安全対策に対する現地の情報収集を行うことが大切です。

 

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