海外で警備員を雇用したい時には

この記事のURLをコピーする

適切に運用できなければ警備員も役に立たない

 

警備会社との契約が終われば、決められた日から警備員が配属されてきます。ただ、その警備員個人の能力が高いかどうか、日本人を含む関係者の安全を守るために役に立つかどうか、はしっかりと見極めなければなりません。もし、警備員の能力が不十分である、もしくは警備員と警備会社の連携が悪い、ということであれば警備会社の変更も含めて再検討が必要なのです。

 

具体的に契約した警備会社、警備員が役に立つかどのように確認すればよいのでしょうか?警備員を活用し始めてから、次のような事態が発生した時には要注意、警備会社のマネージャ級以上に対応を求めましょう。

 

 ・常に時間通り警備員が持ち場につくか

 ・勤務時間中は勤勉に(居眠りなどせずに)警備を行っているか

 ・警備員との意思疎通が可能か(英語等の語学力は十分か)

 ・警備員個人からの追加経費請求(昼食代やガソリン代等)がないか、

 ・警備員が第三者(別の警備員や周辺通行人、住人等)とトラブルを起こしていないか、

 ・警備員と本部が適切に連携できているか

   (警備会社との契約に含まれる項目を警備員が拒否したりしないか?)

 

残念ながら、問題が全くない会社の方が少ないでしょう。日本であれば、一度の不手際で契約を解除してより信頼できる会社と契約を結べばよいのですが、途上国でそういった対応を選ぶと常に別の会社と契約する手続きをしなければならなくなります。このため、警備会社、警備員に問題があった際にはすぐ契約を切るのではなく、こちら側の指摘に対して、適切かつ迅速に対応してくれるかどうかを見て、どうしても・・・というときに切り替えるのがベターです。

 

security-guard-work-check
定期的に勤務態度や周辺状況を警備会社マネージャが確認しているなら、一定の信頼がおける

最後に、派遣されてきた警備員の質を判断する「秘密の質問」がありますのでお伝えしましょう。

それは

「今この状況で予想される一番まずい状況は何?、もしそれが起こったら君は何をするの?」

という質問です。シンプルですが、効果は絶大です。この質問を投げかけられた時、すぐにこちらが納得できる説明を始められる警備員であれば、少なくとも「大丈夫か?」と心配する必要はないでしょう。反対に、この質問に答えられない現場警備員は交代させてくれ、とマネージャ級にリクエストを出すことをおススメします。

 

こういったリクエストを出した際に派遣元あるいは現場警備員の手配の発注元になっているセキュリティ会社のレベルが明確になるのですが、これはまた次回お話します。

 

この項終わり