2024年4月30日、エクアドル大統領令に基づき、同国西側沿岸部の5県に対し治安維持を目的とした非常事態宣言が発令されました。宣言の有効期間は60日間です。同地域では犯罪組織が関与していると思われる殺人や凶悪犯罪が続発しており、治安当局の権限を強化して対応する方針です
2024年4月21日、エクアドル全土で同国の治安対策強化を目的とした軍の関与強化について是非を問う国民投票が行われ賛成多数となりました。これを受け、警察や軍の権限が強化される他、テロや殺人等の罰則が強化されます。
2024年3月29日エクアドル南部アヤンペのホテルに20名程度の武装勢力が侵入し、子どもを含む観光客6名が誘拐されました。うち5名が死亡したとされています。犯人らは観光客を対立する組織の構成員と誤認していたとのこと
2024年1月8日エクアドル大統領は全土を対象とした非常事態宣言を発令しました。国家警察と軍が全土で警備対策を強化し、状況によって犯罪者・犯罪組織の摘発を行うとしています。同宣言の期間中夜23時~翌朝5時まで夜間外出禁止令が適用されますのでご注意下さい。
2023年8月30日エクアドル首都キト市内で二件の爆発が発生しました。いずれも自動車に仕掛けられた爆破装置によるものとされており、同国治安機関に関連する場所付近で爆発・火災が発生しました。人的被害は報告されていませんが、本件ははじめて首都中心部で発生した自動車爆弾による攻撃と言えます。治安当局は少なくとも6名を逮捕し、経緯を捜査中です。
2023年8月9日現地夜、エクアドル首都キト市内で大統領選立候補者が銃撃を受け殺害されました。被害者は演説後に頭部を複数回銃撃され即死しています。本件を踏まえ60日間の非常事態宣言が発令され軍が治安維持に動員されています
2023年7月24日エクアドル政府は西部マナビ県、ロス・リオス県及びドゥラン市に非常事態宣言を適用しました。23日マナビ県マンタ市の市長が銃撃を受け死亡したことを受け犯罪抑止のため軍が動員されています
2023年5月18日エクアドル中西部マンタで行われていた葬儀中、銃で武装した男が参列者に発砲し、4名が死亡16名が負傷しました。16日に暗殺された治安要員の葬儀が標的とされたものと想定されます
2023年5月3日エクアドルのラッソ大統領は同国内のテロ対策強化に向けた治安当局の権限強化法に署名しました。これにより当面の間同国内のテロ対策捜査は軍が主導権を握ります。直近で大規模な犯罪者掃討作戦が行われることが見込まれるため、滞在中の方は現地最新情報に十分ご注意下さい
2023年4月1日エクアドル政府は治安維持を目的として同国西部グアヤス県、セントエレナ県、ロス・リオス県に夜間外出禁止令を発令しました。対象地域では薬物組織による犯罪が増加傾向にあり、その抑止を目的としています。
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