2021年10月23日日本政府外務省はハイチ全体の治安が悪化傾向にあり外国人も多数誘拐されていることを踏まえ、日本人向けに注意喚起を発しました。
日本政府の注意喚起にもある通り、本年に入ってハイチ国内では誘拐事案の発生件数が今年1月~9月までの間に628件ときわめて多く貼っています。直近では、アメリカ人宣教師ら17名がギャンググループに誘拐され身代金を払わなければ殺害するとの脅迫が行われています。
ハイチでは7月7日に大統領が暗殺されるなど、政治情勢が不安定な上、地元ギャング(武装勢力)等による活動が横行する情勢でした。ここにきて外国人も犯罪被害の標的となる事例が増えており、一層の注意が必要と言えます。
【ハイチ】
(参考情報)大統領が暗殺された #ハイチ で現地治安当局が犯人グループとみられる集団を制圧し、4名を殺害、2名を拘束したと発表しました
現地は非常事態宣言が発令されており、厳戒態勢が敷かれていますhttps://t.co/Mb1hNWkbu3— 海外安全.jp (@kaigaianzenjp) July 8, 2021