ペルー大統領罷免決議に伴う混乱

この記事のURLをコピーする

2020年11月9日ペルーの国会でビスカラ大統領の汚職を理由とした罷免決議が賛成多数で可決されました。ビスカラ大統領支持派は今後抗議活動や関連の政治活動を活発化させる可能性が指摘されており、治安当局との衝突等が発生する可能性も否定できません。

 

ペルーでは来年4月11日に次回大統領選挙が予定されており、場合によっては大統領選挙前後まで混乱が継続する可能性もあります。

 

在ペルー日本国大使館も先ほど在留邦人に対し注意喚起を発し、以下注意事項を呼び掛けています。

 

 ・報道等で最新情報の入手に努める。
・デモ等が実施された場合には近づかず、デモ等に遭遇した場合は速やかにその場から離れる。
・普段は比較的安全と思われる場所でも注意を怠らない。
・道路封鎖等に備え、普段より時間に余裕をもって行動する。

 

現地12日、メリノ新大統領(暫定)が着任することに抗議の声を上げる運動が首都リマをはじめ多数の都市で開催されました。一部抗議参加者は暴力的に治安当局とも衝突し、催涙弾等がもちいられたと伝えられています。

 

 

海外安全メールマガジン登録