2019年7月28日アフガニスタンで大統領と副大統領を同時に選ぶ選挙プロセスが始まりました。選挙運動開始直後に現職ガニ大統領が擁立する副大統領候補サレ氏の選挙事務所に対し自爆テロが実行されました。
このテロ事案により、20人が死亡、50人以上が負傷しています。サレ氏自身も軽傷を負ったと報じられています。
自爆テロを実行した犯人以外に3名の容疑者が副大統領事務所に侵入したとされていますが、治安部隊が3名を殺害しています。本テロ事案に対し、現時点ではいずれの武装勢力も犯行声明を発表していません。しかしながら、9月の大統領選挙投票日まで、選挙運動や立候補者、政府関係機関等を狙ったテロが発生する可能性は否定できません。