アフガニスタン事実上の国家崩壊

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2021年8月15日アフガニスタン・イスラム共和国は事実上崩壊しました。

2001年まで「アフガニスタン・イスラム首長国」として政権を担っていたタリバン勢力が首都カブールを含む全土を掌握したと報じられています。ただし、首都カブール市内をはじめ主要な都市部では大規模な戦闘行為などは発生していない模様です。

また、ガニ大統領が隣国タジキスタンに逃亡したとされており、現在アフガニスタン・イスラム共和国政府とタリバン勢力の間で「平和的権限移譲」について交渉が進められています。

 

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タリバン勢力が侵攻したカブールからアメリカ大使館関係者が脱出する写真(上)とベトナム戦争時、サイゴンから撤退するアメリカ大使館関係者の写真を比較したBBC報道(BBCのウェブサイトよりキャプチャ)

 

現在アフガニスタンと諸外国を結ぶ民間航空機は運航を停止しているほか、在アフガニスタン日本国大使館を含む現地外交団も同国からの退避に向けて対応を急いでいます。現時点では新たな政権樹立の動き等、同国の今後は見通すことが極めて困難な状況です。同国への入国は全くおススメできません。

 

加えて、今回の国家崩壊に伴い、周辺国、特にパキスタン、タジキスタン、イラン、インドおよび中国へも何らかの影響は発生すると考えられます。周辺国滞在中の方は普段以上にアフガニスタン関連のニュースにもご注意下さい。

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