2022年3月13日イラク北部クルド人自治区の中心都市エルビルに対し国外から少なくとも12発のロケット砲が撃ち込まれました。
ロケット砲が多く着弾したのはエルビル市内中心部から約15キロほど離れた場所であり、アメリカ総領事館付近とされています。着弾点の近くにいた一般市民ら2名が負傷したと報じられています。
エルビルは同国内では比較的治安が安定していますが、2020年1月以来約2年ぶりにロケット砲が撃ち込まれる事態となりました。2020年のロケット砲攻撃はアメリカ軍によるイラン軍司令官殺害への反撃と考えられています。本件を受け、イランとイラクの間での緊張が高まる可能性も否定できません。
【イラン】
(注意喚起)#アメリカ による #イラク 国内での #イラン 軍司令官殺害に対し、明日以降イラン国内で大規模な反米デモが発生する恐れがあります
在イラン日本国大使館をはじめ、各国大使館からもイランに滞在する自国民に注意喚起が出ていますhttps://t.co/9S3Af8OmmI pic.twitter.com/W5mmvWB6Py— 海外安全.jp (@kaigaianzenjp) January 3, 2020