イラク首都米国大使館へのロケット砲攻撃

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2023年12月8日イラク首都バグダッド中心部、アメリカ大使館付近に14発のロケット砲が撃ち込まれました。周辺の建物の一部が損壊したものの人的被害は発生していないと報じられています。犯行声明は発表されていませんが、直近のイスラエル情勢に関連した犯行と見られています。

 

ロケットが発射された直後、バグダッド市内にはサイレンが鳴り響き、人々は退避行動を余儀なくされました。14発のロケットの内大部分は市内を流れるチグリス川に落下したとされていますが、アメリカ大使館は2発のロケットが大使館付近に着弾した旨発表しています。

 

直近イスラエルによるパレスチナ支配地域への爆撃、攻撃をアメリカ政府が支援している状況であり、パレスチナと同じイスラム教徒が多い中東諸国では反米感情も高まっていると言えます。アメリカやイギリスを中心としたイスラエル支援を表明している国の大使館や領事館、あるいはそうした国の企業等への攻撃には十分な注意が必要な時期と言えます。

 

 

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