【更新中】イスラエルとパレスチナの軍事衝突

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2023年10月7日パレスチナの武装勢力はイスラエルに向けて多数のロケット砲を発射しました。ロケット砲は防空システムを突破し、テルアビブやアシュケロン等の都市部に着弾した他、武装した戦闘員がイスラエル領内でイスラエル軍と交戦しています。民間人も含め200人以上が死亡したと報じられています

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防空システムを突破し、テルアビブ市内に着弾したロケット砲による住宅街の被害(BBCのウェブサイトよりキャプチャ)

パレスチナ武装勢力のハマス及びイスラム聖戦(PIJ)が2200発以上のロケット砲を発射したことで、イスラエル側の一般市民、住宅地にも被害が発生しています。また、ガザ地区から遠隔で行われたロケット砲による攻撃だけでなく、イスラエル領内スデロット市等にハマスの戦闘員とみられる部隊が侵入し、路上で民間人と思われる人々を殺害したとみられています。これらを受け、パレスチナ政府及び軍は戦争状態を宣言、現在全土に特別治安事態宣言を発するとともに、兵役を経験している予備役の国民を招集しより大規模な軍事作戦に備えています。

 

7日夜までの報道によれば報道によれば、イスラエル側で少なくとも40名が死亡、700名以上負傷しています。イスラエルによる空爆等反撃によってパレスチナ側は少なくとも160名以上が死亡、約1000名が負傷しています。いずれも民間人にも被害が発生しているとみられており、今後戦闘が拡大するにつれ、被害はさらに拡大する可能性が指摘されています。

 

イスラエルでは近年様々な分野でのビジネスショー、スタートアップツアー等が行われてきました。コロナ禍があけ、日本からも国際展示会や現地視察ツアーが行われていますが、参加予定の方はイスラエル及びパレスチナの最新治安情勢に注意し、参加の可否を慎重に決定することをおススメします。

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駐日イスラエル大使館が参加者を募集していたテルアビブでの農業技術見本市の案内

 

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