レバノンとイスラエル国境での砲撃応酬

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2023年10月8日現地朝、レバノン南部とイスラエル北部双方で砲撃の応酬が行われています。レバノンを拠点とする武装勢力ヒズボラはシェバア農地のイスラエル軍拠点を砲撃し、イスラエル軍は反撃としてレバノン南部ハスバヤ等に攻撃を行っています。レバノン南部への接近は現時点でおススメできません

 

レバノンを拠点とするシーア派武装勢力ヒズボラは8日朝前夜イスラエル軍の空爆を受けたパレスチナへの連帯を示す目的でイスラエルが実行支配するシェバア農地(シリア・レバノン・イスラエルの境界付近)内イスラエル軍の複数の拠点にロケット砲による攻撃を実行しました。これを受け、イスラエル軍はロケット砲が発射された地点であるレバノン南部Al ArqubやHasbayaに砲撃を実行したと発表しています。

実際に両地点では爆発音が確認されていますが、現時点で両国側の被害は確認できていません。レバノンの首都ベイルートを含む主要地域では現時点で大きな影響はありませんが、今後の事態の進展によってはレバノンとイスラエルの緊張がより一層高まる可能性も否定はできません。両国滞在中の方は現地最新情報に十分ご注意の上、安全を最優先に行動するようおススメします。

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