ミシシッピ州小型飛行機を用いた墜落脅迫事案

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2022年9月3日アメリカ南部ミシシッピ州トゥーペロ上空を飛行中の小型機の操縦士が同飛行機をウォールマートに墜落させると脅迫する事案が発生しました。連絡を受け、一時同市のウォルマートが閉鎖され、警察が地上で警戒を強める事態に発展しました。

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ミシシッピ州トゥーペロの位置図

警察とのやり取りを経て、小型機を操縦していた人物は地上に機体を着陸させた後逮捕されています。犯人は10年以上トゥーペロの空港で働いていた職員であり、同空港に駐機していた小型機を盗んだ上で脅迫を行っていたとのこと。現在窃盗及びテロ容疑で取り調べが進められています。

 

日本はもちろん、アメリカでもめったにない事態だったと言えます。この手の事案が発生し、現地治安当局が退避指示/命令を発令している場合には速やかに指示に従うことをおススメします。また、本事案発生直後にはミシシッピ州を管轄する在ナッシュビル日本国総領事館も日本語で日本人向けの注意喚起を発していました。緊急時に日本語での注意喚起や避難推奨を受け取るためにも海外へ渡航する際は日本政府外務省「たびレジ」への登録/在留届の提出(3か月以上滞在する場合)を強くおススメします。

 

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在ナッシュビル総領事館が発した注意喚起

 

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