アメリカ国内各地反戦デモによる道路封鎖

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2023年12月14日、15日とアメリカのフィラデルフィアやロサンゼルス等大都市でイスラエルとパレスチナ間の完全停戦を求めるデモが幹線道路を封鎖しました。デモの規模そのものはそれほど大きくないですが空港利用者への影響が発生しており、今後も注意が必要です

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フィラデルフィアの幹線道路(I-76)を封鎖する抗議参加者ら(CBSニュースのウェブサイトよりキャプチャ)

14日にはアメリカ東部フィラデルフィアの幹線道路で親イスラエルを掲げるグループが、15日には西部ロサンゼルスの空港に通じる幹線道路上で即時かつ恒久的な停戦を求めるグループが道路を封鎖しました。ロサンゼルス近郊では12日にも同市ダウンタウンで90分にわたり幹線道路が封鎖されています。いずれもデモ隊の規模は100~200名程度であり、暴力的な行為は発生していません。

 

しかしながら都市間の移動や空港へ出入りするタクシー/Uber等の通行に著しい影響が発生しており、当面アメリカに滞在中の方や冬休みにアメリカに旅行を計画されている方は現地最新情報に十分な注意が必要です。また、道路が封鎖されている場合には早めに空港に到着できるよう計画を変更する、あらかじめう回路を通るようにしておく、といった対策をおススメします。

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