アメリカ南部フロリダ州商業施設での銃撃戦

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2024年4月6日アメリカ南部フロリダ州マイアミ市内の商業施設で銃撃戦が発生し、警備員と銃撃犯2名が死亡、7名が負傷しました。何らかの口論から銃撃事案に発展したとみられています。犯人はその場で射殺されました

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日本人を含む一般の方も日常的に立ち寄りうる典型的商業施設での銃撃事案だった(CBSの速報動画よりキャプチャ)

事件が発生したのはマイアミ国際空港の至近距離にあるドーラルショッピングセンター内で発生しました。土曜日の午前中一般の利用客が多く施設内にいる時間帯でした。警察の発表によれば、ショッピングセンター内の飲食店で客同士の言い争いが発生し、警備員が仲裁に入ったところ、口論していた利用客が銃を取り出し、警備員に発砲したとのこと。これを受け、他の警備員らが銃撃犯に発砲し付近にいた利用客らも巻き込まれ負傷しています。

日本国内では口論から暴力行為に発展したとしても体当たりや殴打がせいぜいであり、特に突発的に発生した事案では刃物が持ち出されることもごく稀です。他方で、銃の流通が極めて多いアメリカでは口論から突如銃撃が始まったり、その銃撃に呼応して口論相手や周囲の警備員等との間で銃撃戦が発生することもある、という点改めて認識させられる事案と言えます。

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