北朝鮮治安最新情報(2024年8月)/海外安全.jp


0.北朝鮮における日本人向けの緊急連絡先

現在北朝鮮への渡航を自粛するよう日本政府が強く呼び掛けています。現地に日本人が頼れる緊急連絡先はありません。

ディスクレイマー

・本ページは日本・アメリカ・イギリス・オーストラリアの各政府が発表しているトラベルアドバイス類を比較し、情報提供を行うことを目的としています。

・当サイトに記載の情報は、各国政府の発表内容及び当サイトが信頼に足ると判断した各種メディア情報を踏まえて掲載しています。

・本ページに記載された内容は各国における皆様の安全を担保するものではありません。

・当サイトでは、本ページ記載の情報を基に行った皆様の判断によって引き起こされる損害等の責任は負いかねます。

・海外への渡航に際しては、日本政府外務省や所属されている組織/団体、旅行会社等の具体的な助言に従い、ご自身で安全確保に努めていただくようお願いします。

本稿執筆監修者 / 海外安全.jp代表 尾崎由博

1981年生。2006年より国際協力機構(JICA)にて勤務。インド、パキスタン、アフガニスタン等南アジアにおける安全対策、開発支援案件の形成、実施を担当。パキスタン駐在中国政選挙や首都における大規模反政府デモ等に対応し、現場での安全管理業務ノウハウを体得。2016年7月に発生したバングラデシュ、ダッカレストラン襲撃事件後に発足した安全管理部の第一期メンバーとしてJICA安全対策制度、仕組みの多くを構築した他、組織内の緊急事態シミュレーション訓練を担当。国連機関及び世界銀行の危険地赴任者向け訓練等を受講しており、JICAのみならず国際機関の安全対策研修内容も熟知。2018年より独立、2020年株式会社海外安全管理本部を設立し代表取締役就任。クライアント行政機関、大手セキュリティー企業、開発コンサルティング企業、電力関連企業、留学関連企業、各種大学法人、一般社団法人や独立行政法人など講演実績:大阪弁護士会「パキスタン投資・リスクマネジメントセミナー」海外コンサルタンツ協会「海外活動安全強化月間セミナー」日経メッセ「セキュリティショー」「多元化する危機管理」他多数。日本経済新聞2020年11月24日付13面に寄稿記事が掲載。

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1.総論

北朝鮮に対しては4か国とも政府極めて厳しいリスク評価を行っています。

特に日本政府は北朝鮮が明確に日本を敵視しており、ミサイルの発射実験等を繰り返していることも踏まえ北朝鮮への渡航を控えるよう強く呼び掛けています。

米・豪両国も外国人の不当な長期拘留が過去に発生していることを踏まえ自国民に対して北朝鮮への渡航を控えるよう注意喚起しています。イギリス政府のみ、北朝鮮政府が用意したツアーへの参加を止めはしないというスタンスですがその場合でも行動を誤ると自身に大きなリスクが降りかかり、英国政府として救出等が難しいことがあると記載されています。

【海外安全.jpのコメント】

現時点で北朝鮮への渡航は控えるよう助言します。

2.日本政府の危険情報

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全土に対し渡航を自粛するよう強く呼び掛けられており、他国に適用されている5段階のリスク評価とも違う色合いの地図が表示されています。

日本を敵国とみなしており、ミサイル発射実験を繰り返している国への渡航を避けるよう強く呼び掛けています。

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3.アメリカ政府のトラベルアドバイザリー


全土

北朝鮮はアメリカに対し、敵国であると認定しており、アメリカ人を長期間恣意的に拘束する可能性があるため北朝鮮には渡航しないよう呼びかけています。

4.イギリス政府のトラベルアドバイス

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全土に「必要不可欠な渡航以外は避けてください:Advise against all but essential travel」が設定されています。

北朝鮮政府が用意し、アレンジするツアーへの参加であれば北朝鮮への渡航は可能とされています。ただし、北朝鮮は過去外国人を長期間拘束した事例があることを踏まえ、ツアー参加中であっても何らかの落ち度があった場合自身にリスクが降りかかる旨明記されています。

また、犯罪等の治安リスクはそれほど高くないものの戦争のリスクが厳然と存在していることが記載されています。

5.オーストラリア政府のトラベルアドバイス

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北朝鮮に対してはコロナ禍以前より治安情勢を理由として全土に最大の警戒を要する「渡航を取りやめてください:Do not travel」が設定されています。

外国人に対する恣意的な法的措置が排除できないこと、また休戦状態とはいえ韓国との戦争が現在も継続中であることを踏まえ、渡航を取りやめるよう勧告されています。

6.最近の治安ニュース

(リンク挿入予定)

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